先日公開されたWindows Server 2016 TP3には待望のWindows Containerが搭載されたそうですので試してみました。(正確には試してみたかった です)

最近では勉強会などでも盛んに話題にされるDockerですが、ここ最近の一番の話題はWindows Serverにコンテナが組み込まれるというのではないでしょうか。

すでにAzureなどではWindows Server 2016 TP3のイメージが公開されているらしく、そちらを使うとインストールの手間不要で使えるみたいですが、今回は素直に公開されているISOからインストールしてみました。

プレビュー版のダウンロード: 
Windows Server 2016 Technical Preview 3

Windows Serverのインストールは2012のころから拍子抜けするほど簡単になっているのでそんなに時間はかかりません。

もちろんですがデフォルトではインストールされていないので、役割の追加のところからContainersという項目が追加されているので選択してインストールします。




一回再起動するとコンテナ制御系のコマンドがインストールされました!
実際にはチュートリアルが公開されているのでそちらで試してみるといいかと思います。

Windows Containers

本当はコンテナ作ってログインするところまでできたらよかったんですが、どうにもうまく動いてくれなくて挫折。


Windows Serverに組み込まれたということで大きくゲームは変わってしまいそうです。
Mesosも組み込む計画もあるそうで、コンテナを意識しないというのは無理な時代があっけなく到来しそうです。

ちなみにコンテナ技術の制約上、Linux向けのコンテナ(Docker)をWindows上でそのまま使うことはできないそうです。