Ghostセットアップ完了画面

ナウなヤングにバカウケなCMSであるGhostをさくらのクラウドに一発でセットアップできるスタートアップスクリプトを書いてみました。
Ghost | Just a blogging platform


WordpressなどのApache/Nginxを利用するCMSと違い、GhostはNode.jsを利用することが前提です。
正直あまりNode.jsは馴染みがないのでその部分のセットアップに手間取ってしまって、個人的には利用までのハードルが高いCMSでした。
もちろんインストールマニアックスのように導入の工程を楽しむのはありですが、そもそもGhostで楽しみたい人にとっては導入の段階で躓いてしまうのでは酷。あまりにも酷。

黒い画面(コンソール)と睨めっこすることなく、面倒なインストールの部分をショートカットでき、サーバの起動と同時にGhostを利用できる状態まで用意するスタートアップスクリプトをご用意しました。


書いたなんて偉そうに言っていますが、海外のGhostコミュニティでセットアップスクリプトが公開されていたので、それを流用したものとなります;-p
One-Click Ghost Install Script for Ubuntu and CentOS


#!/bin/bash

# @sacloud-once

# @sacloud-desc Ghostをインストールします。 # @sacloud-desc (このスクリプトは、Ubuntu14.04でのみ動作します) # @sacloud-require-archive distro-ubuntu export DEBIAN_FRONTEND=noninteractive

apt-get -y update || exit 1 apt-get -y upgrade || exit 1 sudo wget -O - https://raw.github.com/howtoinstallghost/installghost.sh/master/installGhost.sh | sudo bash || exit 1



スクリプトの設定方法はさくらのクラウド「スタートアップスクリプト」機能でconcrete5を自動インストールを参考にしてみてください。

このスクリプトの動作確認済みのアーカイブは「Ubuntu 14.04 LTS」のみです。
DebianやCentOSで利用する場合にはスタートアップスクリプトの修正が必要です。
 ナウなヤングはみんなUbuntu使ってるから問題ないですよね;-p

動作として一旦最新のアップデートを行う必要があり、その後パッケージの導入が行われるため、サーバの起動からGhostのインストール完了(上記のセットアップ完了画面が表示されるまで)が15分から20分程度必要になります。



十分に時間をおいてインターフェースのIPアドレスにブラウザでアクセスすると上記のセットアップ完了画面が表示されると思います。


Ghostそのもののセットアップを行う場合には http://IPアドレス/ghost にアクセスすることでGhostの設定画面が表示されます。


ね、簡単でしょ。
時間課金のクラウドで使い心地を試してみて、長期的に利用しようと思った場合にはVPSなどにインストールして運用するというのが個人で遊ぶ範囲としては面白いのではないでしょうか。

人気が出てきた際には、サーバのスペック変更を柔軟に行うことのできるクラウドにVPSから移行する流れがいいのではないかと思います。


あくまでも最小限のセットアップなので、セキュリティ設定などはGoogle先生にご相談の上対応してくださいね。