見終わった感想としても、誰が主役かわからない。
金曜日を始めとして、登場するキャラクターごとの視点になってそれを繰り返し話が進んでいきます。
どこの学校にもいるようなみんな知ってる学校の人気者。体育会系の部活のキャプテンだったりよくあるパターン。
もしもその彼が突然部活をやめて来なくなったら…その衝撃が、体育会系だけでなく文化系の映画部まで広がっていく。
多分、学生時代に自分がどのグループに所属していたかによって映画の見え方は変わってくる、そんな映画だと思います。
作品を通してみるとかなりリアルな感じ。
このグループ感は確かにあるわ。どちらかと言わなくても下側のグループだった自分から観てみると確かにこんな雰囲気あった と思う場面もある。
映画の中では金曜日に始まって、火曜日に終わるたった5日間。1週間にも満たない時間を切り取ってるだけで、実際ならまだまだ長い。いや、映画だからこれでオチてるからいいのかな。
学生時代にエンジョイできた人はもう共感して泣いちゃうよ。
そうでない人はご愁傷様。一緒に傷を舐めあいましょう;p