毎日持ち歩いているものと言えば、携帯(Galaxy S)とハンカチとKindleです。
まさかここまで自分がこいつに惚れ込むことになるなんて思ってませんでした。それくらいこいつを愛してます。

実はAmazonで予約注文をしたのが8月1日。
実際に引き落としされたのが27日。その日までずっとiPadを購入するか迷ってました。自分としては絶対iPadの方が未来があるのが分かっていつつも、結局Kindleを買っちゃったわけです。
自分の場合はAmazon EC2などのサービスを利用するために米Amazon.comのアカウントを持っていましたが、無い人はそれから作らないといけないので、最新版が日本語表示できるといても敷居が高く感じるかもしれません。

ただ、Kindleそのものの購入だけでなく、書籍の調達も大きな問題点です。
自分のようにScansnap S1300で書籍の電子化をして思ったこと。に書かれているように自分はScansnapを購入して本を断裁して、やっと電子書籍が手に入るワケです。
Scansnap S1300だと小説1冊あたり25分程度スキャンにかかります。それでも、その労力をかけてでも電子化するわけですから思い入れは強いです。

そう。
ここまで時間をかけるだけの本…自分の中で面白いと思ってなきゃこんだけの労力は裂きたくありません。つまりは、Kindleの中に入ってる本は自分のマイフェイバリットなワケなので、外れは無いです。
ここまで来るとKindleを開いたが最後、止まるわけがない・止まれるわけがない!
何せ自分がおもしろと思ってる本しか入ってないから、読書の区切りを見つけるのが大変です。

ただ、どんな本でも綺麗に見れるかというと残念ながら6インチのディスプレイでは限界があります。目安としてはディスプレイに収まるくらいの本の大きさなら綺麗に表示できると思います。
言うなら、ラノベとかのあのサイズの小説本や新書サイズの本。あれくらいなら綺麗に表示可能です。250ページの小説なら1冊7〜8MB程度です。
無駄に行間を空けて書かれている本は余白削除が上手くできずに残念なことになるかもしれません。
言い変えれば、数ページにまたがるような技術書や、ページ移動の激しい書籍は論外です。そういうのはiPadの方が圧倒的に快適に利用出来ると思います。大事なのを忘れてました。雑誌は諦めた方が良いでしょう。

いつでも取り出せてパッと読める紙の本。
いつでも取り出せてパッと読めるKindle。
どちらが良いですか?
個人的にはもう紙の本には戻りたくないです。紙の本は読むときにページを開いたままにしておかなければならないじゃないですか! それがKindleなら不要です。ここテストに出るくらい、当たり前だけど重要なこと。Kindle自体軽いので、横になろうがどうしようが結構
iPadは必死にページ送りのエフェクトを付けていますが、それってホントに読書に必要なのかなと、ボタンを押すことでページが切り替わるKindleを使っていて思います。

さて、とりとめもなくまとまりもなくいろいろ書いたけど、Kindleは素敵です。
特に小説読みの人でScansnapの労力を惜しまないという人はWiFi版の購入を検討してみても良いかもしれませんよ。
米Kindle Storeみたいな数のコンテンツが、日本語で読めるようになれば歴史が変わりますね。そんな日を夢見て、ボクは今日もKindleのお腹を満たすために本を切ってはScansnapに投げ込む作業を続けます。