先日行われた月に1回の大分で開かれる大分Android勉強会に参加しました。
そのメモです。


Android扇風機
組み込み向けAndroidではなく一般に公開されている方のAndroidを組み込みボード( BeagleBoard.org - default)に入れて、モーターを稼働させ扇風機を作るというもの。
ディスプレイ出力されたスライダーから風量の調節なんかも行えるらしい…完成はしてませんでしたが。
出てきた話題はAndroid NDK
AndroidのアプリケーションをC++で記述することでJavaで記述するよりも高速に動作するみたい。
また、Linuxがサポートする汎用USBならAndroidでも認識してくれるみたい。


AIR for AndroidAndroidアプリケーションをAdobe Flashで書き出せますよと言うデモ。
これは血肉躍るね。
現状Adobe Flash CS5/Flash Builder 4/AIR SDK 2.5のいずれかから作成可能。すでにAdobeではプレリリース段階だそうです。Adobe Labs - Adobe AIR for Android
Adobe IDがあれば今すぐに開発に参入できます。iPhoneアプリと違ってOS問わず開発が可能なのでこれも革新的。
ただ、これで書き出されるファイルはAndroidの実行ファイルですが動作させるには端末側にAdobe AIR ランタイムをインストールする必要があります。この辺今後どうなるのかは不明。あと、現状Android 2.2以降のみサポートされています。
端末固有のローレベルAPIにもアクセスできるらしいので、本当にこれからの時代はFlasherの時代がやって来るかも:)


●Androidのレイアウトのお話
AndroidはSDKがサポートしている画面サイズは3種類に分類され
・480x800 WVGA
・320x480 HVGA
・240x400 QVGA
のサイズ(その他フルサイズも分類される)
で、実はこれまではこのサイズごとにいちいち計算してアプリケーションのレイアウトを設定してあげる必要があるかと思ってたら、なんと端末側である程度自動調節してくれるみたい。
サイズの指定はDPIという値を用いることで最大HVGAサイズで作成すれば WVGA端末なら自動で1.5倍にQVGA端末なら0.75倍で表示してくれます。
ただし、これできちんと表示できるのは横幅で、縦幅に関してレイアウトに注意を払う必要有り。

以上、とても簡単ですが気になった部分のまとめです。