世界で日本だけSIMロックがかかり、JobsのiPad発表のキーノートのSIMフリー発言すら打ち消しちゃうソフトバンク先生から好評予約受付中のiPadですが、期待することをつらつらと。

電子書籍ビュワーとしての期待感。
上の動画で紹介されているのは青空文庫ビュワーとして有名なi文庫のiPad専用版 “i文庫HD” です。
自炊(自分でスキャンした画像/PDF)ファイルをこんなに素敵に表示できるなんて!
以前ScanSnapを購入して、結構PDF化したのはしたのですが、PCの前に座っているときはネットしてますし、iPhoneのGoodReaderで読めないこともないですがディスプレイのサイズ的に厳しい感じです。
それに比べて見てこれ!
横に傾けた時なんてこりゃ本を読んでるそのものじゃないかい!
本家のiBooksと比べてもあがってくるレビューを見た感じ、日本人の操作にきちんと対応している点こちらが圧勝のようです。(ここまでUIが似てると競合アプリとしてAppleに粛正されないか心配)


たぶん今はまだ現実セカイできること、PCで出来る事の焼き直しのフェイズだとおもいますが、この中に動的コンテンツを埋め込めるようになると電子書籍(動画の埋め込める書籍って書籍って言っていいのかな?)としての価値がすごい高まりそう!
重要語句がボタンになってて、タップすると詳細情報に繋がったりして、あとは、電子化したら全文検索も自由自在で…
えっ!?
ハイパーテキスト...

実体はHTMLでも良いと思いますが、流通の形としてアプリケーションやパッケージとなってまとまっていた方が都合が良いのかも。アップデートや流通にWebを使うと言うことで。


たぶん革新的な端末が出る度にこういう話題は出ていると思います。
ちなみに自分の最近のお気に入りは、iPhone用の1ページあたりの文字は少ないけど、ページ数のやたらと多い電子書籍ですね。
読む方としてさくさく読めている感じがして気持ちが良いですし、iPhoneの画面サイズならページ全体を簡単に1目で捉えることが出来るのスピード感が気持ちいいです。
…あれ? いや、気持ちいいだけなくコンテンツも面白いですよ。

さ、小さな画面のまやかしが効かないiPadでどんなコンテンツが出てくるのかワクワクです。
それ以前にアルミとガラスの板が電子書籍に向いているかという問題もありますが。やっぱり、電子書籍なんてものを超える何かが登場するんでしょうね!