世界中の本を販売しているオンライン書店のAmazonさんがリリースして、圧倒的な人気を誇る電子ブックビュワーのAmazon Kindle。
これまでの電子ブックリーダーの常識を覆すようにSDKが公開され、Kindle上でネイティブに動作するアプリケーションが開発できます。

iPhone以上に凄いと思うのは

  • 回線契約不要
  • Amazon アカウントで完全管理
  • PC/Macが不要 (アプリサイズが10MBを超える場合はPCから転送)
かな。

Kindleそのものにネットワークが内蔵されており、個々の利用者はそれらの契約をする必要はありません。ですが、各種コンテンツを購入する際にそれに上乗せする形で請求されるので気にする必要がないのは上手い!
さらに、買って箱を開けた瞬間・・・すでに自分のAmazon アカウントがアクティベーションされた状態なので一切気にする必要がありません。

課金方法は3種類。アプリケーションのサイズが1MB以下で、1カ月に発生する通信データ量が100KBを超えない場合は、無料での公開が可能。同社が通信費などを負担するという。同じく通信データ量が1カ月当たり100KBを超えないアプリケーションは、アプリケーションの購入代金のみ支払えばその後は追加料金なしで使い続けられるようにもできる。これ以外のものは、毎月ユーザーに課金する形となる。日本の開発者も利用できるが、現状ではKindleが対応していないため、日本語アプリケーションは非対応となる。

link: Kindle向けアプリ開発が可能に、アプリはKindle Storeで販売 - ニュース:ITpro

ただ、素晴らしいけどKindleそのものが日本語に対応していというのが残念無念。

ちなみに現在はまだアナウンスがなされた状態ですので、Kindle Developer Kit (KDK)は公開されていませんが、2月頃からベータテストを開始する予定だそうです。
iPhoneブームに乗り遅れて悔し涙を飲んだ開発者の方は、Kindleというブルーオーシャンでそのアイデアを形にしてみませんか;p

Kindle Development Kit