Opera

以前にも書きましたが、Opera Turboのデスクトップ版がプレビュー公開されています。
このOpera Turboというのは簡単に言うと、PC向けOpera mini。

Opera miniは携帯・スマートフォン向けのブラウザで、一度Operaが用意したサーバーで画像やコンテンツを圧縮転送することで通信回線が遅い携帯電話で少しでも快適出来るようにしたものです。
Opera TurboはそのPC版。
Windows/Mac/Linux版がプレビュー段階ですが公開されています。

Opera Labs – Web standards

ベースはこれまたα段階のOpera 10です。まだまだ製品リリースには遠いかもしれませんのでご利用の際には注意を。

左下のメーターを有効にするとどれだけ早くなるかがx3.5という感じで表示されます。この場合は通常よりも3.5倍高速に表示できたと言うことです。
見ての通り画像が一部劣化しています。

 

Opera Turboの機能を快適に利用するには注意点があり、

回線速度が遅いこと。

これが重要になってきます。
FTTH(光回線)などを使っていると逆にOperaのサーバーを経由しないと行けない分遅くなります。それに高速化のポイントとして画像をかなり汚く(圧縮)することで実現していますので回線速度に不満がないとか、元々プロキシで通信を制限されているとか言った場合は逆効果になることもあるかもしれません。

で、WILLCOMな訳ですよ。
もともとWILLCOMは高速化サービスを提供しています。有料ですがやっていることは同じで、WILLCOMのサーバーでコンテンツを圧縮転送するということなので、それを無料でブラウザが実現してくれるわけですから!!

 

そこで実験。

通信速度を10KB(約80kbps)程度に制限(制限なので結構上限値まで出てしまいます)した環境でOpera Turboを使ってブラウジングしてみました。

数字が示せるわけではないですが、それなりに良いかもしれません。元々Operaが早いだけかもしれませんが、ブラウジングする気も起きないという状況では無いくらい体感ではあります。
画像が汚くなるので、サイトによってはナビゲーションが見にくくなるかもしれません。アクセスカウンターは絶望的かな。

根本的にニュース系サイトは遅いです;p
これはどうしようもないというか、画像広告が多いのでそれは別個排除する必要があるかもしれません。

人のこと言えず、このBlogも大きめの画像が絶望的に多いので…
ちょっと改装しないといけませんね:-)

 

昨日書いたように本体込みで月額1,780円のPC版どこでもWi-Fi “NS001U”と組み合わせると、人口カバー率で考えればイーモバイルを圧倒して、価格の面でも非常に魅力的です!!

これは悩むなぁ~
自分だけ?

 

Firefoxで…いっその事プロキシで実装してくれれば、ブラウザに限らず便利ですよね。