Who
Who needs apple juice, when you can have Ubuntu Cola?

JeOSって書いて、ジュースって読むそうです。
ちなみにBeOSみたいな感じかと思ったら、OSの分類であってこういった名前のOSがあるわけではないようです。Just enough Operating System(最小最低限度のOS)の略称。

最小限の機能のみに絞って提供することで、メモリ要領などの効率的な利用・複雑な機能を排除することがかえってセキュリティリスクの軽減に繋がっています。

アプリケーションがメモリ上に展開されているOSのインタフェースのすべてを使用しているのかと言えば、答えはNOである。OSのインタフェース、ライブラリやその他の機能で、アプリケーションが使用しない部分を剥ぎ取り、必要な部分だけを活用することによってセキュリティリスクの低減、管理性や性能の向上を実現できる。
「仮想アプライアンス」を知る、使う 第3回 仮想アプライアンスに最適な「JeOS(ジュース)」

すでに、LinuxディストリビュータもJeOSを発表しています。

他にもCentOSやOpenSolarisなども公開している…みたいです。
あのMicrosoftもWindows Server 2008からはサーバとしてのコアの部分のみを提供する“Sever Core”という形式にも対応しました。これもJeOSの一種ですよね。

 

ということで、実際にUbuntu JeOSを仮想マシン上(VirtualBox)で使ってみました。
Ubuntu Server 8.10のインストールオプションでできると言うことでしたが、何回やってもインストール後にCPUがナンタラカンタラと言われて実行できなかったので、8.04のJeOSのイメージを使ってみました。
Ubuntu-JeOS 8.04.2 (Hardy Heron)

イメージそのものも100MBしかないという計量設計!
インストールそのものは難なく終わりました。

仮想アプライアンス向けというだけあってメモリーの消費量はすごく少ない! (12MBくらい)
ただ、デスクトップ版しか使ったことのない自分にとっては最小最低限度というだけあってコマンドもapt-getしてこないといけないのは驚いた;p

これなら試験環境を山ほど作っても問題ないかな。
自分の場合はAmazon EC2を起動させるためのHadoopを突っ込んでみましたが、軽い軽い。ここまでしておいてですが、いっその事Amazon EC2上からHadoopを起動させるとかできないかな…

VirtualBox + Ubuntu JeOSのインストール後にやること。 - 谷本 心 in せろ部屋
このサイトを参考にしました。