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Windows Azure on Flickr - Photo Sharing!

これはかなり急ピッチな開発ではないでしょうか。

「われわれは、Azureを今年末までに――具体的には11月に当社が開催するコンファレンス『Professional Developers Conference(PDC) 2009』の時点で市場に送り出すことができる」

さすがに突貫工事とは思えませんし、GoogleがApp Engineのプレビューリリースをしている最中も裏側では作業を続けていたのでしょう:p

 

Windws Azureは何よりも既存の.Net環境と相性がいいというのが何よりも特徴。
Google App Engineは一部開発者になじみのないPythonに限定されていますし、セールスフォースのForce.comも同様にJavaのような独自言語でアプリケーションを書く必要があります。
その点.Net環境なら一番と言ってもいいくらいの普及を見せています。

 

先週には、Microsoftのクラウド・インフラストラクチャ・サービス・グループのマーケティング&事業戦略担当ゼネラル・マネジャー、ダグ・ハウガー(Doug Hauger)氏が、投資家たちの前で、「当社はAzureの価格設定をまもなく公表する。その金額は、企業が自前でサーバを稼働する場合よりも安くなる」と語った。

非常に頼もしい。
ですが、Windows Azureがどの分野に食い込んでいくのかいまいちわかりません。

外部の企業向け?
それとも社内システム?
あるいは個人消費者向けのサービス?

すでに国内ではJTBが既存のASP.Netで運用していた環境をWindows Azureに移行したそうです。
これまではWindows ServerとSQL Serverで運用していたものが、Windows Azure上でASP.Netのアプリケーションを実行させ、SQL Serverの代わりにSQL Data Servicesに移行させたようです。

直接サービスを提供するというのはなく、その環境の上でPaaSやSaaSなどを展開するということも考えられるようです。Amazon EC2がまさにそれですね。

 

どうなろうともとりあえず登場してくれないことにはね:-)

 

via 今年末までに「Azure」を正式リリース――マイクロソフトのバルマー氏が明言 : Microsoftウォッチ - Computerworld.jp