Ruby 1.8(.6) vs. Ruby 1.9 on Flickr - Photo Sharing!
これがRuby1.9の安定版です。
Ruby 1.9はRubyの新しい系統です。近代的に、高速に、文法も明確に、多言語化
され、多くの改善がなされました。Ruby 1.8系統は2003年以来利用され、多くの
素晴らしい製品を生み出しました。本日、1.9の歴史が始まります。
Ruby 1.9.1 リリース!!
当面は1.8系と並行して開発が進められるようです。
1.9系はプログラムの実行エンジンを刷新し高速化を図った。まつもとゆきひろ氏が開発した構文木インタプリタに変わり,東京大学大学院情報理工学研究科特任助手の笹田氏が開発した仮想マシンYARV(Yet Another Ruby VM)を標準採用した。 「Ruby 1.9の歴史が始まる」1.9系初の安定版1.9.1正式リリース:ITpro
処理系を根本的に見直して「Ruby自体の実行性能はコア性能で最大50倍,ベンチマークで2倍から10倍と大幅に高速化された。」とのこと。
単純なインタプリタの時代は終わりを告げるのでしょうか…
と言うか、最近はハードウェアの高性能化も手伝ってきたのでLL言語でもかなりローカルなコードを実装することも出来るのでは?
上の画像は1.8系と1.9系のベンチマークです。
確かに5倍から10倍処理が高速化しています。
元々のスケジュールだと2007年末には登場予定でしたから、1年遅れのペースでしょうか。
それにしてもするりとVMを書けちゃうことがすごいよね!!
言語的にも一部修正が必要な部分があるので、Rubyプログラマの方は注意して下さい。