RockYou Inc. on Flickr - Photo Sharing!

SNS向けウィジェット開発の米RockYou曰く、キーワード広告はネットらしい広告の始まりに過ぎず「次世代マーケティングプラットフォーム」に必要となってくるのは、ウィジェットを使った広告こそがであると。

正確にはキーワード広告よりも、その場の口コミと相乗効果を持たせたウィジェットならクリック率が30%を超えるというすごい結果。

RochYou自体、大手SNS(Facebook、MySpace等)に展開しており20億PV/月を上回るそうです。

キーワード広告ではあくまでも企業の広告でしかなくそれ自体が自分を表現する道具にはなりませんが、例えば好きな映画のジャンル登録しておくと、それに興味のある人はクリックするかもしれない。
一種のツールとしても機能します。

これをそのままWebパーツとして広く公開も出来るみたいですが、SNSという特定の環境・つながりのある世界だからこそ30%を超えるクリック率を実現できるそうです。
逆に言えば普通のWebサイトに出す場合はその他のWeb広告と変わらないと言うこと。

実は、先日RochYouのCTOが日本に来日して公演したので話題になっているのですが、どうやら日本にも進出をもくろんでいるようです。
Softbankからの出資も受けているので、もしかしたら携帯のパケ代を稼ぐために何らかのサービスからのアプローチを考えているのかもしれません。
そのときの収益化の方法としてウィジェット広告を用いるのでは…?

「SNSによって人気のあるアプリは異なるし、国によっても異なる」とし、「SNSというプラットフォームで成功する大きな要因としてさまざまな文化的側面がある」と冷静に語った。
[IVSリポート]提供ウィジェットのPVが月間20億に達する米ロックユーCTO、SNSオープン化の必要性を語る:ITpro

やっぱり、海外からみても日本は異質な文化なのでしょうか。

via 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: キーワード広告を超えた!米RockYouのソーシャルアプリ