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ソーシャルレンディング maneo(マネオ)

システムを説明すると長くなるので概要だけ。

お金を借りたい人に、お金を貸したい人が貸すというシステムです。
他の金融機関と違うのは「お金を貸したい人」というのがあなた個人という点です。

まず、MANEOでは貸し手は1人の借り手に対して最高でも20万円しか貸せない。複数人に貸すことは可能だが、1人の貸し手に依存して万が一のケースで大きな損失をこうむらないようにしている。また、借り手も上限金額が200万円に定められている。
ウェブ経由でお金貸します――P2P金融「MANEO」がまもなく開始

一応リスク対策もありますが、他の金融機関と圧倒的に違うのは保証人制度が無いので、貸し倒れのリスクも少なからずあります。

 

お金に困っている人が利用することが少ない(借りては年収300万以上無ければ登録できない)ので、ある程度安全だとは思いますが…

「どうして自分で貯金してそれに使おうと思わなかったの?」

って言われそう。

 

ただ、返済の仕方が詳しく分からないので、分割で返済できるのならかなりユーザーが付いていきそうな気もします。
なんせ、今の携帯電話なんてほとんどが分割という名のローンですからね。

maneoでは借り手の返済を補償していないため、貸し手自身の判断で入札を行うこととなる。maneoでは借り手と貸し手がともにIDを使うため、本名はお互いに開示されない。このため、貸し手自身が借り手に返済の督促を行うことはできないが、返済延滞から60日間が経過した場合には、maneoが借り手に貸付元本および利息の全額を返済するように督促する。また、返済延滞から90日間を経過した場合には、債権回収を外部のサービサー(債権回収会社)に委託することがあるとしている。
債権回収をサービサーに委託した場合、回収金額から債権回収会社の手数料を差し引き、さらに遅延損害金受領分を含むmaneo金利を差し引いた残額が貸し手に分配されるが、「その金額は相当低いものになり、出資した金額の全部または大部分が回収不能となることが予想される」(maneo)。
日本初のP2P融資サービス「maneo」、個人間のお金の貸し借り仲介

どうやら、怖いお兄さんがやってくるみたいですから、長期的な分割は無理みたい。(詳しくした調べていないので曖昧です。)

月スパンで考えるローンシステムとか面白いと思います。

 

貸し手側は資産運用にもなります。
お金を貸し、それが返ってきたときに利子が付くのでそれで生計を立てられる人も出てきそうです。
しかし、上に書いてあるように出資が帰ってこないリスクもあります。

 

なかなか面白いと思いますが、すぐに悪意のある人が革新的(笑)な利用方法を見つけ出しそうです。
最初の印象次第だと思いますよ。

最初はおサイフみたいな感じで利用してくれる顧客が付いてくれた方が良いような気がします。