sad mac ならぬ sad Chrome ?
皮肉にもネットの界隈では、時の首相の「あなたとは違うんです!」発言の打ち消しに一役買ったGoogle Chromeです。
それから1日経ちみんなが冷静になってきたので、いろいろな側面から見ている感じです。
昨日は爆速なんて書きましたが、本当にそうなのかなと個人的は考えはじめました。
「Chromeの速さはどの程度?」比較テストの結果 | WIRED VISION
このグラフを見ていただければ分かりますが、左側からの差が非常に少ないと言うこと。
極端に遅いIEを除けば、主要ブラウザのSafari、Firefoxの次期リリース版との差は非常に小さいと言えると思います。もちろんChromeを含み全部正式リリースではありません。
ただ、このグラフを作成したのは
Resig氏は、ライバルのブラウザー『Firefox』を開発している企業の従業員なので、このテスト結果は割り引いて受け止める方がいいかもしれない。
速い分野しかグラフにしなければ、素晴らしいグラフが出来るのは当然ですよね:p
ネガティブキャンペーンならその反対のことをすればいい。
また、別の記事ではいろいろな比較がなされています。
Beta Browser Speed Tests: Which Is Fastest?
主要2ブラウザとの比較です。
- IE8 β2
- Firefox 3.1 β
- Chrome
テスト内容は意外と実践的です。
Test 1: Startup Time―Winner: Chrome!
処理の速さばかりが話題になっていますが、ブラウザの立ち上がりもはやかった Google Chrome!!
Test 2: JavaScript & CSS―Tie: Firefox & Chrome!
これが一番大事な部分でしょう。
これは大体IE8の半分の早さと考えてもらえば…
体感するほどの差というのもなさそうです Firefox & Google Chrome
Test 3: Memory Use―Winner: Firefox!
メモリーの使用量についての比較。
高速化する反面、多くのキャッシュを蓄え込む必要があるのでしょうか?
詳しいグラフはリンク先で確認して下さい:P
ただ、速いものが好きな多くの人(自分を含む)が言うには、やっぱり機能不足な面も。
裸のIEよりもさらにシンプルなインターフェイスを持ち、複雑から解放することが目的の一つのGoogle Chromeですが、「早さが足りない!」なんて感じるヘビーユーザーには物足りない感じも。
その点、firefoxのユーザーに拡張機能を作ってもらう戦略は素晴らしい成功だと思います。だって、一回自分専用にカスタマイズしたFirefoxが出来ちゃうと他のOSに移行するのがめんどくさく感じちゃうくらい:P
中身はオープンソースなので、もしかしたら皮を作ってくれるプロジェクトが立ち上がるかも!?