『ビジネス2.0』の視点 > クラウド・コンピューティング実現(成熟)まであと何年? : ITmedia オルタナティブ・ブログ

クラウド・コンピューティングが実現(成熟)するには、3年の時間を要すようです。ユーザがクラウド・コンピューティングのオプションとのその効果を理解するとともに、提供者(ベンダ)側が、クラウド・コンピューティングを自社のプラットフォームとビジネスモデルに組み込み競争力のある仕組みをつくっていく必要性が述べられています。

年後には、Exchangeのメールボックスのうち50%はExchange Onlineで提供されるようになっているとMS幹部は予測しています。

これは随分具体的なプランが書かれていました。

この話の中で出てくるNGNとはNext Generation Networkという次世代の通信のなんたららしい。ちなみに「フレッツ 光ネクスト」という商品名ですでにサービス開始されています。

たしかに、ネットワークの速度がHDDの転送速度を上回ることができるそのときクラウドコンピューティングの真価が発揮されるわけだと思います。

 

スラッシュドット・ジャパン | 「クラウドコンピューティング」とは?

    • クラウドコンピューティングとは、グリッドコンピューティングのユーザフレンドリー・バージョンである。― Trevor Doerksen
    • クラウドコンピューティングとは、動的に変化する要求に対応する機能を実行するためのリソースとサービスにアクセスすること。アプリケーションやサービスの開発者は、ある特定の端点やリソースからではなく、クラウドからアクセスリクエストを行う。― Kevin Hartig
    • 「クラウドコンピューティング」とは大局を捉えたものだと思う。基本的に、インターネットを介し、人々が技術によって実現されたサービスにアクセスするという、広いコンセプトのようなもの。― Praising Gaw

各人のクラウドコンピューティングに対する定義です。

 

Life is beautiful: Amazon S3、何も日曜に落ちなくてもいいのに!

しかし、Amazonを信頼してPhotoShareをホスティングしてもらっているのに、7時間半もS3をダウンさせてしまうとは困ったものだ。まあ、この手の問題は自分たちでサーバーを管理しても起こりうる話とは言え、こんな風に「自分では何も出来ない状況」に陥る可能性があるのが、クラウドコンピューティングを使う時のリスクであることを再認識したしだいである。

クラウドコンピューティングの最大の利点は目の前に物理的なハードを要する必要がないことですが、反面、ダウンしたときの対処は全て向こうの動きを待つばかりになります。

でも、言い訳にも使えるんですけどね:p

 

【SaaSフォーラム2008】「クラウドコンピューティングで企業システムはどう変わるか」、セールスフォース、MS、楽天がディスカッション:ITpro

今後のクラウドにおける戦略についてマイクロソフトの大場執行役は「Exchange ServerやSQL Serverといった既に実績のあるプラットフォームをサービスの形で提供する」、セールスフォース・ドットコムの榎執行役員は「提供するSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)を、CRMだけでなくコンテンツ・マネジメントの機能を加えるなどしていきたい」とした。

意外にも楽天は全て自社ツールなんですね。

サービスを提供する側の視点とサービスを利用する側の視点の違いも納得できました。

 

誰もがSaaS事業者になれる!?:ITpro

ユーザーにとっては,(1)既に実績あるプラットフォームを活用して自らがSaaS事業者としてサービスを展開できる,(2)自前でSaaSを提供するためのミドルウエアやハードウエアを用意しなくても済む,という利点がある。

KDDIはマイクロソフトと協業してSaaS向けプラットフォーム「Business Port」を4月から提供中だ。Business Portの第1弾サービスは,マイクロソフトの「Outlook」のSaaS版である「Business Outlook」。

クラウドとPaaSの違いがよく分からなくなってきました:P

あくまでもビジネス向けを中心に展開していくようになるみたいです。